[2016年4月3日 主日礼拝説教要旨]

「聖霊(命の息)」
創世記2:7

主イエスは弟子たちに「聖霊を受けなさい」と言われて、彼らに「息」を吹きかけられた。ヘブル語の霊=ルーアハは、「息」の意味もある。「主なる神は土の塵で人を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きる者になった」(創世記2:7)。この命の息こそ聖霊なのである。霊的に死んでいた弟子達が、新しい命によみがえった。トマスはこの時居なかった。イエスはトマスのためにもう一度現れた。トマスも信じる者になった。トマスが復活の主に会うことができたのは、トマスを忘れなかった弟子たちの働きがある。そして主イエスはこの時、弟子たちに一つの使命を与えられる。主イエスの救いの御業に仕え、主イエスの御業を継承していくことである。聖霊を受けることによって、弟子たちは変えられ、強められ、主イエスと共に生きる者とされ、主イエスの救いの御業を継承する者とされたのである。

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