[2016年2月7日 主日礼拝説教要旨]

「キリストの命を配る」
申命記8:1−6・ヨハネ6:1−15

五つのパンと二匹の魚の奇跡。これは何の「しるし」なのか。「主イエスがキリストであり神の子である」ことの「しるし」ということである。弟子達の心に残った奇跡であった。彼等がパンと魚を配ると、パンも魚も次々に増えていった。この奇跡の体験を示している。この「しるし」を不信仰な理性で合理的に解釈した読み方は、根本的に間違いである。この奇跡は、最後の晩餐そして聖餐へと繋がっていく、一繋がりの神様の救いの御業なのである。今も主イエスが自らの命を、教会を通して人々に与えてくださる。それが御言葉であり、聖餐である。御言葉と聖餐こそ、困窮の中にある人にも生きる力と勇気とを与えることが出来る。キリストの命を配りながら歩んで行きたい。

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