[2015年11月01日 主日礼拝説教要旨]

創世記 3章1節―24節(旧3頁)
神様は「あなたは、どこにいるのか。」とアダムに呼びかけた。この神様の言葉こそ、聖書全巻を貫いている神様の御心を表している。
聖書の歴史は、神様から身を隠し、自分勝手に生き、神様との真実な交わりを失った人間を、神様が、捜し出し、再び交わりを回復されようとする神様の御業の歴史である。神様はイスラエルを見捨てなかった。指導者、預言者を与え、神様に立ち返る道を備えて下さった。しかし、イスラエルは神様から何時も離れてしまった。
それでも神様はあきらめずに、「あなたは、どこにいるのか。」と、主イエスをお送りになった。神様から逃走し、戒めを忘れ、自分の損得でしか善悪を判断出来なくなった人間に、それでも神様は「あなたは、どこにいるのだ。あなたは、わたしと共に、わたしの与えるまことの自由、まことの平安の中に生きよ。わたしの元に戻りなさい。」そう告げておられるのである。

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