[2015年8月2日主日礼拝説教要旨]

「隣り人の為に」ルカ10:25−37・ローマ12:9−21
「善きサマリア人のたとえ」を聞く時、自分はこの半殺しの人を見過ごして行った祭司であり、レビ人だと思うのではないか。そして、これではダメだと考えるかもしれない。
しかし、主イエスのたとえ話は、この言い訳を退ける為であった。主イエスは「行って、あなたも同じようにしなさい。」と言われている。言い訳しそうになる自分の心をも主イエスの御前に差し出して、「主よ、赦して下さい。憐れんで下さい。愛を与えて下さい。」そう、祈るしかない。ここに自由がある。自分のことしか考えることが出来ない私が、隣り人を愛する愛に生きることが出来る道が開かれるのである。

トップ説教要旨 > 2015年8月2日主日礼拝説教要旨